GAP 1969 MAGAZINE

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DENIM ADDICT

Denim ADDICT
ローンチイベント

Photo:MASAHIRO ARIMOTO Text:VIOLA KIMURA
EDIT:RHINO INC.

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年間を通じて豊富に展開するデニムアイテムを、お客さま一人ひとりにより楽しんでいただくために立ち上げたデニムマスター育成プロジェクト「Denim IQ Program (デニム アイキュー プログラム)」。このプログラムを修了した Gap ストアスタッフは「Denim ADDICT(デニム アディクト)」という呼称のもと、ブランドのルーツであるデニムを最高のおもてなしとともに皆さまへお届けしていきます。

プロジェクトのスタートを期して、先日、原宿のBA-TSU ART GALLERYにて春の新作フィッティングイベントが催されました。当日は、今シーズンの新作を「Denim ADDICT」スタッフとともに堪能できるブース展開をするとともに、辻さんとモデルの滝沢眞規子さんによるスペシャルなトークショーも行われました。
また、イベントの数日前には、「Denim ADDICT」スタッフとスタイリスト辻直子さんによる座談会があり、スタッフ一同、辻さんから貴重なスタイリングティップを指南いただきました。

自分らしい「スタイル」「個性」って?

「Denim ADDICT」ローンチイベントの数日前、準備を兼ねて、都内某所にてDenim ADDICTとスタイリスト辻直子さんによる座談会が催されました。

辻さん:「実はデニムって全然好きじゃなかったんです。昔ボーイフレンドデニムが流行った時に、試着してみたものの、全く似合わなくって。当時のデニムパンツって普通にスタイリングすると男っぽくなりすぎて、絶対に穿くもんか、と思っていたほど(笑)。スタイリストの下積み時代に仕事柄穿き始めたのですが、当時の既成概念としてあるデニムとしてではなく「青いパンツ」「青いワンピース」として取り入れてみました。そうすると、自分のスタイルにちょうどマッチするようになって。いつもデニムの足もとにピンヒールを合わせた、少しおかしなアシスタントでしたが(笑)。今は本当に色々なデザインのデニムが出ているから、色々トライしてみてもらいたいですね」

「似合わなかったら、それを身につけるのをやめてしまうんじゃなくて、似合うようにすれば良いと思うんですよね。私の場合は、体型に合わせてデニムの裾をカットして、切りっぱなしをロールアップしたり…。このパンツはこう穿くもの、という決めつけをしないで、色々なタイプのデニムを柔軟に自分のスタイルへ落とし込んでいます。同じデニムでも、サイズをひとつ変えるだけで全然違う印象を楽しめるんですよね。同じブランドの同じ服を買って、同じようなおしゃれをしている人が世の中にはたくさんいますが、本当に自分に似合うポイントがわかれば、変わらぬお金と労力でもっと素敵になれるはずなんです。自分のスタイルを持つと、おしゃれが一層楽しくなっていきます。」

「そのためには、客観的に自分にどんなものが似合っているのか、似合わないのか、という視点を持つことが大事ですね。ただ、自分でそれを見い出していくのはなかなか難しいことなので、第三者の目を頼るのも良い。更にどんなスタイルがあるのか、色々なパターンを知ることでも自分のスタイルが広がっていきます。Denim ADDICTスタッフが、そういう広がりを手助けできたら良いですよね」

「Gapのデニムの加工技術ってすごいと思うんです。同じフィットでこれだけの奥行きや色のバリエーション、色々な青の世界感があって。あらゆるテイストを着られるブランドだなと思っているんです。今回のイベントのためにスタイリングを組んだ時も、いくらでも作っていけるので、とても面白かったです。ひとりの人のスタイリングでも様々な変化を楽しめると思います。デニムONデニムのスタイルも可愛いですよね。色を合わせても良いし、ずらして外してもいい。大人っぽいテイストにしてもいいし、思いっきり甘く可愛いムードに仕上げてもいい。私だったらジュエリーつけちゃおう、とか。そこから飛び出すテイストを自由にさせてみてほしいですね」

原宿に2016年春の新作が並ぶフィッティングルームが出現

ローンチイベント会場には、5つのテーマ「リビングルーム」「ベッドルーム」「キッチン」「バスルーム」「ガーデン」に基づいて、辻直子さんとともにコーディネションしたスペースが登場。女性のライフスタイルを切り取ったようなインテリアと共に春コレクションの新作がお披露目されました。

「バスルーム」

「ガーデン1」

「ガーデン2」

「キッチン」

「ベッドルーム」

「リビング」

女性の生活のワンシーンを再現したような空間のなかで、Denim ADDICTの称号を得た7名のGapストアスタッフと参加者の皆さまが、デニムのおしゃれについて話に花を咲かせました。

イベント中盤では辻直子さんとモデルの滝沢眞規子さんをお招きし、デニムにまつわるトークショーを開催。ファッションのプロによるデニム談義の一部をご紹介します。

ファッションって、もっと自由でいいんです。

── お二人はご自身の個性やスタイルをどのように築いてきたんでしょうか?

滝沢さん:「以前は色々な格好がしたくて、あらゆるスタイルに挑戦したりしていたのですが、今は母親としての顔があり、色々な方にお会いする生活に合わせたスタイルづくりになっていることが多いなと感じています。ファッションって自分のスタイルに彩りを加えてくれるものでもあるので、それを楽しむ姿勢が自分らしいと思っています」

辻さん:「真似するところから始める、というのもありだと思います。例えば60歳くらいの方のスタイリングのバランスに影響されたり。自分も変化していくものなので、常に探し続けているのかもしれないです。雑誌などでよく言われている着こなしのルールは情報として参考程度にとどめ、自分に似合うかどうか、を重視していますね」

── 自分のスタイルに合う着こなしをする際に、どんなことが大切だと思われますか?

辻さん:「ファッションってもっと自由でいいんだよ、ということを多くの方にお伝えしたいです。先日、オープンテラスのカフェでお茶をしていたら、駆け寄ってきて話しかけてくださる女性がいました。そして、今自分が着ているシャツの着こなしについて教えてほしい、というのです。この袖は何センチまくればいいのでしょうか?と。そんな質問をいただいて、はじめは少し驚いていたのですが、私が彼女に似合うと思うスタイリングをお伝えさせていただきました。多くの方が『このアイテムはこう着るべき』というルールに縛られすぎていると感じましたね。一人ひとりみんな違う個性なんですから、自分に似合うやり方でスタイリングを楽しめば良いと思うんです」

── 今日のスタイリングについて教えてください。

滝沢さん:「もともとスキニータイプが好きなのですが、今年はフレアのシルエットが気になっています。チャンキーヒールとのバランスが良いのはもちろん、スニーカーや、今年いっぱい出ているスリッパタイプのミュールみたいなサンダルとも合いますよね」

辻さん:「70年代風のフレアのスタイルは、流行りにかかわらず昔から大好きです。ボーダーやストライプといった柄物は普段そんなに着ないんですけど、今回アイテムを見て気に入ったのでチャレンジしてみました。このトップスに合うデニムパンツを、ということを考えて、私は背が低めなので、裾をカットして切りっぱなしにすることでバランスを取りました」

── 今後、デニムをどのように着ていきたいでしょうか?

滝沢さん:「デニムって毎シーズン出るアイテムですが、少しずつデザインが変わっていく、トレンドを大きく反映するものだと思うんです。その時々の気分を楽しんでいきたいですね」

辻さん:「Gapさんが過去に出された写真集『INDIVIDUALS』で見られるような、人が立つような着方をしていきたいですね。同じアイテムを着ていても、全部それぞれの人だからこそのスタイルになっているんですよね」

── この春Gapに誕生するDenim ADDICTのメンバーにメッセージをお願いします。

辻さん:「自分がお買い物にいったときにどんなことをしてほしいかといったら、自分に新しい感覚を与えてもらうことだな、と思うんです。自分のチャームポイントがどこなのかを発見することがファッションにおいてとても重要なってくると思うんです。Denim ADDICTのみなさんにはそういう新しい感覚をお客さまに与えていただいたら、Gapがもっと面白くなっていくのかなと思います」

滝沢さん:「自分にどんなものが似合うのかをショップのプロのスタッフさんにアドバイスしていただけるのは本当に心強いことなので、これからも皆さんの言葉を大切に、お買い物を楽しんでいきたいですね」

Denim ADDICTの称号を得たGapスタッフ

Gapのルーツであるデニム自体の話題にとどまらず、「自分のスタイルって?」「ファッションって?」といったところまで熱く意見が交わされた今回のイベント。ファッションプロたちによるデニムの魅力やスタイリングのテクニック、そして「Denim ADDICT」の本質に迫る内容となりました。
「Denim ADDICT」として認定されたストアスタッフは、これから順次全国のストアに配置されていてきます。ぜひ「Denim ADDICT」に会いにきて、豊富なデニムのラインナップの中から、自分にぴったりの一本を見つけてくださいね!

Denim ADDICTスタッフだけがつけているバッチ