GAP 1969 MAGAZINE

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DENIM PEDIA

vol.02
石川三千花の
「シネマとデニムのいい関係」

日常生活のさまざまな場面で、デニムは私たちのワードロープに欠かせないアイテムになりました。リアルなシーンを映し出す映画には、デニムを素敵にコーディネートしているシーンがいくつもありますよね。「DENIMPEDIA」シリーズ第5回目は、映画やファッションについて独自の視点で魅力を伝えるイラストレーターの石川三千花さんが、おすすめの映画4本をご紹介。「シネマとデニムのいい関係」をイラストエッセイでお届します!

Illustration&Text:MICHIKA ISHIKAWA
Edit:RHINO INC.

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ブロークン・イングリッシュ 2007年/アメリカ

ニューヨークのホテルで働くノラ(パーカー・ポージー)は、30代の独身で恋人もなし。だが、あるパーティーでフランス人の情熱的なジュリアンと出会い、パリに一緒に行こうと誘われる。ためらうノラの恋の行方は・・・・。

MICHIKA'S VOICE

ニューヨーカーのおしゃれなノラは、70年代のテイストを程よく取り入れるのがうまい。パフスリーブの白いニットにハサミのネックレスをチョイスして甘くなり過ぎずに、ベルボトムのデニムが脚長効果を生んでいる。

ブルックリンの恋人たち

人類博士号の取得のためにモロッコに暮らすフラニー(アン・ハサウェイ)は、弟のヘンリーの交通事故の知らせでニューヨークに戻って来た。弟が敬愛するミュージシャンのジェイムスと親しくなったフラニーは・・・・。

MICHIKA'S VOICE

デニムスタイルが多いフラニーだが、モロッコ生活の経験で民族調の小物づかいがうまい。ぐるぐる巻きにしたストールや刺繍入りのブラウス、巾着型のバッグはカーキのジャケットと相性がよく、いつものデニムが個性的に見える。

はじまりのうた

ミュージシャンの恋人とイギリスからニューヨークにやって来たグレタ(キーラ・ナイトレイ)は、彼の裏切りで失意に暮れていたが、音楽プロデューサーに見出されて、自身が街角ライブのアルバムを制作することに・・・・。

MICHIKA'S VOICE

ダメージデニムも少しだけセクシーさを取り入れて、大人のカジュアルに着こなすグレタ。ザックリとした黒のニットには、紺色のタンクトップをイン。ネックラインの抜け感ときちんとベルトをしたデニムのバランスがいい。

ゴッド・ヘルプザ・ガール

精神的な症状で入院していた孤独なイヴ(エミリー・ブラウニング)は、ある日、病院を抜け出して音楽好きなジェームズとキャシーに出会う。3人は意気投合して曲作りに励み、グループを結成することに・・・・。

MICHIKA'S VOICE

スコットランドの今どきの3人組は、いつでもおしゃれだ。特にかわいかったのは、イヴがジェームズのアランニットを着込むシーン。白黒のストライプのノースリーブシャツにサスペンダーをしたブラックデニムがキュートだった。